2013.9.4
いよいよ終了間近になった美術展「浮世絵の夏-納涼と花火-」を見て来ました。
暑い夏をいかに涼しく楽しく過ごすか。。。
江戸時代の人びとも涼を求めて水辺へと繰り出したのですね。
歌川広重「四条河原涼」1834年頃
夕ぐれ迫る川辺での宴の様子が描かれている。
それにしても、鴨川が広い。・・・大きな中州もあったのですね。
両岸の河川敷や中洲で飲食を楽しんだり憩いの場として賑わっていたことが、浮世絵に描かれた情景から知ることができました。
今の「鴨川納涼床」は鴨川と平行して流れるみそそぎ川の上に設けてありますが、
京の風物詩となって今に伝わっているのですね。
暑さを和らげる為の知恵が風情を生んだ、のでしょうか。~♪