今、京都府立植物園の温室でバオバブの花が咲いています。
バオバブはアオイ科の植物で熱帯アフリカ、マダガスカルが原産。
花は下向きに咲いて、真っ白な花弁の中央から房状になったオシベが下がっています。
夜行性のコウモリが花粉の媒介を行うため、夜に開花し、翌日の昼ごろには落下してしまうそうです。
サン・テグジュベリの「星の王子さま」では星を破壊する巨木として描かれていますね。
バオバブの名前の由来は、セネガルの現地語で「種の多い果実」という意味「Baohiba」に由来していると言われている...花言葉は何故かないそうです。
アフリカでは創世記のときに神が上下を逆さまに植えた木とも言い伝えられているとか。